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最近の賃貸アパート・マンション
某住宅会社・建築会社の新商品動向を以下に整理してみました。大きく5つのテーマに分けることができます。
広島 賃貸などで不動産投資を行い資産運用をする際に参考にしてみて下さい。
賃貸永住派対応
最近の景気低迷で、持家を諦める人が多くなってきています。長期間のローンを組むことの不安や、ライフスタイルにあわせて、自由に住み替えをする人(賃貸永住派)の増大に対応したものです。
(設備仕様を分譲並のグレードに…。専有面積を広めに…。メゾネット型で戸建感覚…等)
特別機能を付加
キッチン、バス・トイレ等の基本設備の充実ではなくて、最近高まりつつある、特定の機能(ニーズ)に対応して、その部分での充実化を図っております。
(インターネットへの対応や徹底的な防犯対策仕様、ペット共生、高齢者対応…等)
デザイン性を重視
特徴的なデザインにすることにより、他物件との差別化を図ろうとするものです。デザインの範囲は、外構・外観に留まらず、玄関ロビーから室内まで、細かいところにもこだわって独自性を打ち出しています。
(コンクリート打放仕上・室内や玄関ロビーの充実化、特注設備仕様、植栽の徹底…等)
基本ニーズを追求
賃貸住宅だからといって我慢を強いられてきた「入居者の不満」を抜本的に解決された商品。単に、部材仕様の向上で対応するだけでなく、大掛かりな技術開発を伴ったものも出てきております。
(驚異的な収納力や高い遮音性、採光・採風性の向上や間取りを入居者が決められる…等。)
ライフサイクルコストを重視
環境問題への行政の施策もあって、長期に渡り耐用及び活用できることが重視され始めております。経営的な視点から、「建築後のコスト(各種点検・修繕費等)」に配慮する意味合いなどもあります。
(部材仕様を耐久性の高いものにし、構造・工法的に長期使用に耐え得るものにする…等。)
以上が、最近の新商品の傾向となっております。他の物件との差別化を図るため、以前に比べて、特徴のある賃貸マンションやアパートが目立ち始めております。「“建てれば満室になる時代”から、“入居者に選ばれる時代”へ…」。そのために建築会社も知恵を絞り出し、新商品を出し続けております。
しかし注意すべきことが一点あります。今現在(つまり新築時に)、他物件に対して差別化が出来ているとしても、それが数十年続く賃貸マンション経営において、きちんと持続できるかどうかは別問題でしょう。
数年経てば、同じようなマンションが増え始めて、目新しさも薄れていくことが予想されるでしょう。当たり前なのですが、建築会社も新商品を考え続け、将来的にも十分入居者に選ばれるという意味においては、差別化を図っていく必要があります。
おすすめWEBサイト 5選
Last update:2020/7/9